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空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

網代 手付菓子器 [40-008]

煤竹網代 菓子器
  • 縦15cm×横19cm×高さ16.5cm

磨きの竹を使用した網代編み、内側には黒漆が何層にも施された作品である。底部分を枡網代編みで編み、その後それぞれの立ち上がり部分を四方へ編み進め中頃から変化をつけた編み方となる。縁は幅8mm程の煤竹で外側と内側とで編み地を挟み籐皮で細かく巻きながら飾りを施し留めている。手は5mm程の煤竹2本を中央で纏め側面の編み地に差し込み皮籐で留めている。底には煤竹の高台が付けられている。

煤竹網代 菓子器 煤竹網代 菓子器 煤竹網代 菓子器

煤竹網代 菓子器 [40-007]

菓子器

  • 口径16.5cm×高さ8cm

煤竹を使用、縦六角網代編みから始まり、全体を網代編みで仕上げた作品である。底には幅10mm程の煤竹を輪にして高台を付け、表面は煤竹独特の濃淡模様が現れている。内側には何層もの黒漆を施し、その上に金箔、銀箔を細かく散りばめ、また金箔で井桁模様を付けた菓子器である。

菓子器 菓子器 底

Susudake Ajiro Kashiki

  • Height.8cm, Caliber.16.5cm

This Kashiki is made by Ajiro-ami plaiting, and made of Susudake. The kodai, an about 10mm in thickness ring-shaped part under the bottom, is also made of Susudake. The body have unique Susudake patterns on its surface. A lot of layers of black lacquer were applied inside the body and fine silver and gold leaf were also applied.

菓子皿 魚 [40-006]

菓子器

  • 縦23cm×横30cm

丸い籐で魚を型取り、その外形に合わせながらござ目編みで作った作品である。染料を混ぜた漆で表面を塗り分け、お皿の上にもう一匹魚がいるような面白さである。

Kashizara [40-006]

This Kashizara shaped to a fish was made by Gozameami plaiting. The surface was colored by Japanese lacquer mixed with stain, so it looks that the other fish lied on the Kashizara.

煤竹網代 手付菓子器 [40-005]

煤竹網代 手付菓子器

  • 高さ17.5cm×幅16cm×奥行16cm(籠部は高さ6.5cm)

煤竹の特徴である濃淡の美しさを取り入れた作品である。内側には黒漆が何層にも施されている。底は二本取りの鉄線編みで、立ち上がりから胴部分は網代編みである。口造りは、幅10mm程の煤竹を輪にして内側と外側にあてがい、さらに皮籐で細かく巻いている。手の部分には細い煤竹を3本使用し、2本を底へ、1本を側面へ差し込んでいる。そして持ち手となる場所で3本をまとめ、その上から皮籐で細かく巻き、強度と装飾の役目を果たしている。

煤竹網代 手付菓子器 底の部分 「空齋作」
六角形

Basket for Sweets [40-005]

  • H.17.5cm(6.9″) x W.16cm(6.3″) x D.16cm

This basket for sweets brings out the best beauty of light and shade of Susudake. A lot of layers of lacquer were applied inside the basket. It has double Tessen plaiting base and twill plaiting body. At the rim, it was touched about 10mm(0.39″) Susudake and stitched finely with split rattan lines. Three lines of Susudake make a handgrip. Two lines of them are joined to body and one of them are joined to base. In order to play an important role in strength and display as an ornament, the handgrip was stitched finely with split rattan lines.

煤竹網代 手付丸盆 [40-004]

煤竹網代 手付丸盆

  • 径25.5cm×高さ25.5cm

煤竹を使用し、縄目模様による煤竹特有の濃淡を取り入れた枡網代編みである。縁の部分は細い柾割の煤竹を幅10mm程に並べ、皮籐で飾りを施しながら巻いている。手の部分は細い2本の煤竹を用いており、端を底の裏に差し込み留めている。底の裏全体に黒漆が塗られている。

煤竹網代 手付丸盆 横 煤竹網代 手付丸盆 裏底部分

煤竹網代 手付四方盆 [40-003]

煤竹網代 手付四方盆

  • 縦19cm×横21.5cm×高さ12cm

煤竹を使用し、底部分を枡網代編みで編み、その後それぞれの立ち上がり部分を四方へ編み進めたものである。底部分の四辺から立ち上がりにかけ、幅10mm程の竹を当てがい、外側と内側とで編み地を挟み籐皮で留めている。縁も同様に編み地を挟み、こちらは籐皮で細かく巻きながら飾りを施し留めている。手の部分は煤根曲がり竹を使用し、籐皮を飾り手に絡ませながら細かい飾りを施し両脇で留めている。内側には二色の漆を何層にも重ねて塗り、研ぎ出しによる模様を施している作品である。

煤竹網代 手付四方盆 斜めから 煤竹網代 手付四方盆 裏底部分

網代編 食籠 [40-002]

網代編 食籠

  • 径21cm×高さ14cm

磨きの竹を使用した網代編みの食籠である。蓋は開き網代編み、底は枡網代編みで形成されている。編み上げた本体と蓋には、煤篠竹の縁が外側・内側から挟むように取り付けられ、印籠蓋となっている。籐を細かく巻き、飾りとしながら一定の間隔で留めている。底には煤竹の高台が付けられている。本体の内側は黒漆、蓋の内側は黒漆の上に朱漆を重ね、共に何層もの漆が施されている。蓋は研ぎ出しにより中の朱漆が表面に現れ柄となっている。

網代編 食籠 蓋を開けたところ 網代編 食籠 内部 網代編 食籠 蓋 網代編 食籠 底

網代編 双鶴図菓子器 [40-001]

網代編 双鶴図菓子器

  • 縦20cm×横22cm×高さ7cm

全体は網代編みで、両脇に切り込みを入れ段差を付け、変化を出した作品である。内側は黒漆が施され、磯に舞う二羽の鶴が象嵌により描かれている。

網代編 双鶴図菓子器 網代編 双鶴図菓子器 網代編 双鶴図菓子器

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