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空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

手付置花籠 [55-016]

手付置花籠

  • 口径(最大幅)21cm×高さ22.5cm

幅のある磨きの竹を使用。六つ目編みの一つを底とし、ざっくりと編み上げた籠である。壺や花瓶を飾る感覚で玄関や居間などに飾っても良い。

手付置花籠 手付置花籠 側面 手付置花籠

手付置花籠
梅・菜の花

手付置花籠 [55-015]

手付置花籠

  • 横23cm×奥行19cm×高さ21cm

晒しの竹を使用した手付きの花籠。二枚重ね、二本取りの透かし網代編みで底部分を編み、ささら編みを二段入れた後、立ち上がりより一本取りである。横に渡す竹の幅を変えながら胴に膨らみを付け、ささら編みで仕上げている作品である。口造り、飾り手には同じ竹を使用し竹の端の部分を前の飾りとして斜めに差し込んでいる。

手付置花籠 側面 手付置花籠 底 手付置花籠 背面

手付置花籠
キンセンカ、アジアンタム

煤竹 置花籠 [55-014]

煤竹 置花籠

  • 縦18.5cm×横17.5cm×高さ15.5cm

煤竹を使用し、底部分は荒い四つ目編み、立ち上がりから幅の細い籤(ひご)を二重にして編む捻り編みで造られている。口造りを根曲がり竹で巻き、上部を内側に巻き込んだ様な形である。

煤竹 置花籠 上から内部を見る 煤竹 置花籠 底

置花籠 [55-013]

置花籠
芍薬

石畳編み置花籠 [55-006] と同じような編み方をした作品。

根曲がり竹を使用、底部分は麻の葉編み、立ち上がりから六つ目編みで進め、胴で大きく丸みを持たせ、次に石畳編みを入れながら首辺りを絞り、口造りを広く編み上げた籠である。根曲がり竹特有の柔軟性を生かした作品である。

煤竹 瓢置花籠 [55-012]

煤竹 瓢置花籠

煤竹を使用し、幅の細い籤(ひご)を二重にして編む捻り編みである。上半分は口部分から編み始める。そして肩に丸みを持たせながら胴で締め、さらに再び腰部分まで丸く編み進めたものである。続く下半分は、上半分とは別に菊底編みから腰までを編んだもの。これらを繋ぎ合わせることにより、瓢箪のような形を表現した作品である。胴には籤をより合わせて紐状にし、飾り結びを施しアクセントとしている。

煤竹 置花籠 [55-011]

煤竹 置花籠

煤竹特有の縄目模様による濃淡を組み合わせながら、幅15~20mm程の竹で、ざっくりと編みあげた作品である。口造り、飾り手には幾分幅の狭い(10mm)竹を使用している。

  • 1980年の個展に出品

煤竹櫛目編 手付置花籠 [55-010]

煤竹櫛目編 手付置花籠

  • 縦18,5cm×横19.5cm×高さ34.5cm×底一辺10.5cm角
  • 銘「遊雲」

煤竹櫛目編花籠 [65-001] の作品と同型。

予め底の立ち上がり部分を曲げて形を整えた物を、縦横に重ねて四方を籐皮で細かく結び、底を作っている。側面には煤竹特有の縄目による色の濃淡や、節の配列などによる景色が伺える。胴の四隅には幅のある竹を入れて中心に膨らみを持たせ、籐皮で結び留めている。口造りは、予め四角く曲げた竹を宛い、その周りに籐皮で飾り結びを施している。煤竹の手を付けた置き専用の作品である。

煤竹櫛目編 手付置花籠 正面 煤竹櫛目編 手付置花籠 斜め 煤竹櫛目編 手付置花籠 横 煤竹櫛目編 手付置花籠 底

  • 1983年美術グラフ4月号(日本美術出版)掲載作品

Flower Basket with handle, and made with Kushime plaiting [55-010]

  • H.34.5cm(13.6″) x W.19.5cm(7.7″) x D.18.5cm(7.3″). The base is a square of 10.5cm(4.1″).
  • inscription:”You-oon”

The bamboo, bended to make the side, were piled as the base. On the side, there are light and shade of Susudake and a pattern of knots of bamboo. Wide bamboo are put in each corner of the main body, and fastened with Toucawa in order to give the swelling. At the rim stitching, the bamboo bent square beforehand is allotted, and the decoration connection is applied with Toucawa. It is a work for stand that has the handle made of Susudake.

  • It appeared in the April edition in 1983 “The Art Graph” (Nippon Bijutsu Shuppan publishing).

置花入 [55-009]

置花入

  • 横27.5cm×高さ36cm×奥行き27.5cm

幅のある磨きの竹を使用し、予め作品の形に竹を曲げて形作り、組み合わせた作品である。底の部分を十字に重ね合わせ立ち上げた竹を途中で膨らみを持たせ四方の口造りとしている。四方の側面には漆によって金箔が施され景色となっている。角の部分に籐皮で曲線を入れ、直線と曲線とのコントラストが斬新である。生け花の展覧会用であるが、そのまま玄関や居間などに飾ると良い。

置花入曲線部分 置花入金箔部分 置花入底部分

置花入
カサブランカ

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