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空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

油竹 炭斗 [50-001]

油竹 炭斗

利休所持「油竹炭斗」の写。口は丸く底は四方で大振りのため、炉用として使用される。

  • 1979年ミタケ画廊出展作品

不識棗 [25-002]

不識棗

  • 横幅7cm×高さ7.5cm×口径4.8cm

了々斎好「不識棗」を写した作品。

一閑張りで外が溜で内が黒である。不識とは達磨のことで、その形が似ているところから名付けられたとされている。

不識棗 蓋内側「空斎」作 不識棗

扁額 [85-001]

扁額

  • 「求真洞」

ござ目編みで構成され所々横の竹を長く渡し文字の輪郭を形成し、銀箔を施してある。其の周りを煤竹と皮籐で、全体の周りを細い煤竹で仕上げている。裏は一閑張りである。

  • 1981年二人展出展作品

煤竹 手付置花籠 [55-001]

煤竹 手付置花籠

  • 横19cm×高さ33cm 口径15cm
  • 銘「滴翠」

碌々斎好「手付置籠」を、煤竹により写した作品。

二本取りの鉄線編の底編みから立ち上がる部分で、左に流れた籤(ひご)を縦に、右側に流れた籤(ひご)を右側に流し編み上げていく片締め編みである。繊細な波のような流れを醸し出している。胴の部分にささらで捻り編を三段入れ、菱四つ目編で首周りを細く締め、口造りへ広げながら編み上げた作品である。

煤竹手付 置花籠 箱書 銘 「滴翠」 煤竹 手付置花籠 底部分

煤竹蓋置 風炉用 [45-001]

煤竹蓋置 風炉用

  • 直径4.5cm×高さ5.5cm

煤竹の根本、もしくはその近辺を用いており、かなり肉厚の竹で制作した作品である。虫食いなどが景色となり面白みが感じられる。またとても使い勝手がよい。

煤竹蓋置 風炉用 側面 煤竹蓋置 風炉用 上部

糸巻香合 [35-004]

糸巻香合

  • 縦4.5cm×横4.5cm×厚さ2.5cm

煤竹の節の部分を薄く(約15mm)切って二枚を合わせ、約5mmの立ち上がりを付けている。丸い竹の上下を四方に削り糸巻きの形を表した。金箔を施した上から複数の線彫りに依り糸を表現している。内側は黒漆に金箔。

糸巻香合 糸巻香合 開けた状態 糸巻香合 開けた状態

布袋香合 [35-003]

布袋香合

  • 縦6cm×横3.3cm×厚さ2.8cm

煤竹の根本に近い部分を使用している。かなり肉厚の竹である。表面には彫刻に依り柔らかいタッチで布袋が描かれている。内側は透漆に銀箔。

布袋香合 開けた状態 布袋香合 香合の裏と蓋の内側

網代 双鶴図抹茶椀 [20-001]

網代 双鶴図抹茶椀 全体

  • 口径13.5cm×高さ10cm×高台径7.8cm
  • 銘「丹頂」

側面は網代編み、口造りから内側に黒漆が非常に厚く施され、内側には二羽の鶴が螺鈿により描かれている。高台は竹の輪切りを使用、形、手触り、使い心地、全てにおいて完成された作品である。

網代 双鶴図抹茶椀 双鶴図 網代 双鶴図抹茶椀 高台部分 網代 双鶴図抹茶椀 網代編み 網代 双鶴図抹茶椀 箱書

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