- 口径22cm×高さ9.5cm、高台径11.5cm
- 銘「年輪」
全体を網代編みで形成し、正面に当たる一部分を残し、その他の部分には極薄い和紙を貼り表面全体を漆で仕上げている。内側は何層にも黒漆が施されている。蓋は柾割の竹を中心から渦巻き状態に巻きながら造られたものである。摘みは煤根曲がり竹の節の部分が使われている。煤竹独特の濃淡や節により年輪を表現し、生命力の神秘を感じさせる作品である。
- 1983年美術グラフ4月号(日本美術出版)掲載作品
空齋竹工芸
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2007 年 3 月 2 日
全体を網代編みで形成し、正面に当たる一部分を残し、その他の部分には極薄い和紙を貼り表面全体を漆で仕上げている。内側は何層にも黒漆が施されている。蓋は柾割の竹を中心から渦巻き状態に巻きながら造られたものである。摘みは煤根曲がり竹の節の部分が使われている。煤竹独特の濃淡や節により年輪を表現し、生命力の神秘を感じさせる作品である。