煤竹を使用し、幅の細い籤(ひご)を二重にして編む捻り編みである。上半分は口部分から編み始める。そして肩に丸みを持たせながら胴で締め、さらに再び腰部分まで丸く編み進めたものである。続く下半分は、上半分とは別に菊底編みから腰までを編んだもの。これらを繋ぎ合わせることにより、瓢箪のような形を表現した作品である。胴には籤をより合わせて紐状にし、飾り結びを施しアクセントとしている。
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空齋竹工芸
煤竹 瓢置花籠 [55-012]
2007 年 1 月 10 日