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空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

四方手付置花籠 [55-048]

煤竹 置花籠
  • 横26cm×奥行き27cm×高さ18cm

幅14~28mm程の竹を四つ目編みで仕上げた作品である。幅の広い竹では中央部分の「かわ」をそぎ落とす事により安定した状態となっている。盛り花としての用途は言うまでも無いが、果物等の盛り合わせにも使用できる。

煤竹 置花籠 煤竹 置花籠

鶴首 置花籠 [55-047]

鶴首 置花籠
  • 横11cm×高さ35cm×口径cm3.5cm×底径10.5cm

晒し竹を使用し、鶴の首のように細長く編み上げた作品。底は1.5mm幅の竹を2本取りの四つ目編み、立ち上がりから捻り編み、笊目編みを交互にいれ編み進め、首部分から笊目編みで細く編み上げる。口造りは竹を編み地に差し込みその先を3.5cm程伸ばし切り揃えている。底には8mm程の力竹を入れ安定と強度的役割としている。

鶴首 置花籠 鶴首 置花籠

煤竹 手付置花籠 [55-046]

煤竹 手付置花籠
  • 横18cm×高さ32cm×奥行き18cm×口径11cm

煤竹の濃淡を取り入れながら編み上げた作品である。1.5~2.5mm幅の煤竹を用い、底は2本とばしの四つ目編み、立ち上がりにねじり編みを入れ、胴をしぼりながら編み上げる。口造りは半分に割った根曲がり竹で、内と外から編み地を挟み皮籐で細かく巻きながら留めている。手は幅5mm程の煤竹2本、下部を編み地に差し込み中央を纏め皮籐で飾り結びを施している。底に1cm幅の高台、四隅に竹をあてがい皮籐で飾り結びを施し、強度的役割と装飾を兼ね備えている。

煤竹 手付置花籠 煤竹 手付置花籠
煤竹 置花籠 煤竹 置花籠 煤竹 置花籠

煤竹 置花籠 [55-045]

煤竹 置花籠
  • 横19cm×奥行き18cm×高さ12cm

煤竹特有の縄目模様による濃淡を組み合わせながら、幅4~8mm程の竹でざっくりと編みあげた作品である。「かわ」と「み」の部分を2枚重ね、底は六つ目編み、立ち上がりから丸みを持たせ編み進め、口造りでは輪孤編みのように竹を編み地に差し込み仕上げている。

煤竹 置花籠

掛花籠 [60-010]

掛花籠
  • 横22cm×奥行き9cm×高さ17cm口径13cm×10cm

口造りなどすべて根曲がり竹を使用した掛花籠である。麻の葉編み、六つ目編み、菱四つ目編みと編み進め所々に石畳編みを入れ、胴の辺りを絞りアクセントを付けている。籠全体を染料で染め、漆を施す事により煤竹に似た風合いを醸し出している。

掛花籠 掛花籠 掛花籠

晒し竹 置花籠 [55-044]

置花籠
  • 横14cm×高さ22.5cm×口径9cm

晒し竹を使用し、やたら編みで仕上げた作品である。竹の表面のかわとみの部分を2枚重ね合わせ六つ目網みを基本に変化をつけながら編み進める。2枚重ねることによりしなやかなカーブを作ることが出来る。やたら編みは規則的な模様を作らないのが特徴と言われている。

置花籠

網代 手付菓子器 [40-008]

煤竹網代 菓子器
  • 縦15cm×横19cm×高さ16.5cm

磨きの竹を使用した網代編み、内側には黒漆が何層にも施された作品である。底部分を枡網代編みで編み、その後それぞれの立ち上がり部分を四方へ編み進め中頃から変化をつけた編み方となる。縁は幅8mm程の煤竹で外側と内側とで編み地を挟み籐皮で細かく巻きながら飾りを施し留めている。手は5mm程の煤竹2本を中央で纏め側面の編み地に差し込み皮籐で留めている。底には煤竹の高台が付けられている。

煤竹網代 菓子器 煤竹網代 菓子器 煤竹網代 菓子器

煤竹 置花籠 [55-043]

煤竹 置花籠
  • 口径29cm×高さ19cm

煤竹 置花籠 [55-028]と同種の大振りな作品。幅10mmの煤竹を使用し、底の麻の葉編みから編み始め、立ち上がりより菱四つ目編みで編み上げた花籠である。口造りは半分に割った根曲がり竹で、内と外から編み地を挟み皮籐で巻きながら留めている。また根曲がり竹で付けた飾り手が全体のアクセントとなっている。展示会などの盛り花に適している。

煤竹 置花籠
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