現在のページの位置: 空齋竹工芸 > 作品 > 25 薄茶器

空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

煤竹 棗 [25-003]

煤竹 棗

  • 銘「美保の松原」
  • 径5cm×高さ7.5cm

表面全体に胡麻を蒔いた様な黒い模様があり、煤胡麻竹を使用したと思われる。高さ75mm直径50mm程で小振りの棗である。富士と松林を細い線で金象嵌し内側には黒漆が施された作品である。蓋に割れが入った為、漆で金接ぎされている。

煤竹 棗 煤竹棗 側面

不識棗 [25-002]

不識棗

  • 横幅7cm×高さ7.5cm×口径4.8cm

了々斎好「不識棗」を写した作品。

一閑張りで外が溜で内が黒である。不識とは達磨のことで、その形が似ているところから名付けられたとされている。

不識棗 蓋内側「空斎」作 不識棗

煤竹 根棗 [25-001]

煤竹 根棗

  • 銘「武蔵野」
  • 底径6.8cm×高さ7.3cm×蓋径6.2cm

煤竹の根本に近い部分を使用している。内側には黒漆塗が施され、外側には彫刻による武蔵野の木立が表現されている。彫りには力強さが感じられるが、所々に銀粉を施した事により、柔らかさをも醸し出している作品である。

煤竹 根棗 箱書 銘 「武蔵野」 煤竹 根棗 上部 煤竹根棗 側面

  • 1981年の個展に出品

Feed

メタ情報