- 縦15cm×横19cm×高さ16.5cm
磨きの竹を使用した網代編み、内側には黒漆が何層にも施された作品である。底部分を枡網代編みで編み、その後それぞれの立ち上がり部分を四方へ編み進め中頃から変化をつけた編み方となる。縁は幅8mm程の煤竹で外側と内側とで編み地を挟み籐皮で細かく巻きながら飾りを施し留めている。手は5mm程の煤竹2本を中央で纏め側面の編み地に差し込み皮籐で留めている。底には煤竹の高台が付けられている。
空齋竹工芸
現在のページの位置: 空齋竹工芸 > 作品 > 40 菓子器
蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。
2018 年 10 月 4 日
2011 年 1 月 24 日
煤竹を使用、縦六角網代編みから始まり、全体を網代編みで仕上げた作品である。底には幅10mm程の煤竹を輪にして高台を付け、表面は煤竹独特の濃淡模様が現れている。内側には何層もの黒漆を施し、その上に金箔、銀箔を細かく散りばめ、また金箔で井桁模様を付けた菓子器である。
This Kashiki is made by Ajiro-ami plaiting, and made of Susudake. The kodai, an about 10mm in thickness ring-shaped part under the bottom, is also made of Susudake. The body have unique Susudake patterns on its surface. A lot of layers of black lacquer were applied inside the body and fine silver and gold leaf were also applied.
2009 年 9 月 18 日
2008 年 1 月 20 日
煤竹の特徴である濃淡の美しさを取り入れた作品である。内側には黒漆が何層にも施されている。底は二本取りの鉄線編みで、立ち上がりから胴部分は網代編みである。口造りは、幅10mm程の煤竹を輪にして内側と外側にあてがい、さらに皮籐で細かく巻いている。手の部分には細い煤竹を3本使用し、2本を底へ、1本を側面へ差し込んでいる。そして持ち手となる場所で3本をまとめ、その上から皮籐で細かく巻き、強度と装飾の役目を果たしている。
This basket for sweets brings out the best beauty of light and shade of Susudake. A lot of layers of lacquer were applied inside the basket. It has double Tessen plaiting base and twill plaiting body. At the rim, it was touched about 10mm(0.39″) Susudake and stitched finely with split rattan lines. Three lines of Susudake make a handgrip. Two lines of them are joined to body and one of them are joined to base. In order to play an important role in strength and display as an ornament, the handgrip was stitched finely with split rattan lines.
2007 年 5 月 25 日
2007 年 3 月 17 日
2007 年 2 月 1 日
2006 年 10 月 11 日