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空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

宗全籠 [55-040]

宗全籠
  • 横28cm×高さ31cm×奥行23cm×口径13cm

久田宗全好みよりも手の長さが低い宗全籠である。煤竹 宗全籠 [55-007]と同種同型の作品である。底が長四角で、口造りは丸く、手は二本の煤竹を付け、籐の蔓で結びながら巻くように留めている。底と四方に細い竹を当てて藤蔓で粗く結ぶ事により強度的役割と装飾を兼ね備えている。

宗全籠 宗全籠 宗全籠 宗全籠 宗全籠

煤竹 置花籠 [55-039]

煤竹 置花籠
  • 横17cm×高さ19cm、口径12cm、底径9cm

3mmの煤竹を放射線状に組みながら編み上げる輪口編み(輪弧編み)を二重に重ね、中央の輪が底である。全体の三分の二位の所で上から竹を差し込みながら飾り模様とし、幅10mm程の竹を巻き皮籐で巻止めている。口造りは幅の細い竹と竹籤を皮籐で細かく巻止めている。底は高台を付け十字に力竹をいれ、強度としての役割も兼ね備えている。モダンな雰囲気が感じられ、部屋の飾りとして使用しても良い作品である。

煤竹 置花籠

煤竹 手付置花籠 [55-038]

煤竹 手付置花籠
  • 縦13cm×横18cm×高さ31cm

予め底の大きさに竹を曲げ、2本取りの四つ目編みで底から立ち上げている。横の竹は胴の辺りで左右の竹を重ねるように差し込み、景色とした作品である。手の部分は両脇の竹を長くとり、底に差し込んで飾り手としている。

煤竹 手付置花籠 煤竹 手付置花籠 底

煤竹 置花籠 [55-037]

花籠
  • 横18cm×高さ19cm 口径横8cm×縦14cm

幅2mm程の煤竹を使用した細編みの花籠である。胴の辺りに4段の飾り編みが施されている。口造りの一部を内側に折り曲げ変化をつけた作品である。

花籠 側面 花籠 背面 花籠 底
花籠
杜鵑草、金水引

煤竹透 手付置花籠 [55-036]

煤竹透 手付置花籠

  • 横13cm×高さ20.5cm×全長32.5cm×口径7.5cm

煤竹の特色、色の濃淡を生かした花籠である。本体は幅3mmと7mmの煤竹を使用した透かし網代編みで、約8cm四方の底より編み上げられている。底から約8cmまでの側面は網代編み、続いて幅約1cmの竹籤でアクセントを入れ編み上げている。縦の竹を口造りでまとめ、根曲がり竹の縁で内側と外側とで挟み、細い根曲がり竹で巻き留めている。細い2本の煤竹を側面に差し込み皮籐で留め、飾り手としている。

煤竹透 手付置花籠 側面 煤竹透 手付置花籠 底
バラ 撫子、小判草、アスチルベ
左:薔薇/右:撫子、小判草、アスチルベ

Susudake Sukashi Hanakago(Flower basket)

  • D.13cm x H.20.5cm x W.32.5cm, Caliber.7.5cm

This Hanakago(flower basket) have a characteristic tone of Susudake. The body was plaited with about 3mm and 7mm Susudake by twill plaiting. It starts from an about 8cm square base. There is an ornament of thin split rattan lines on the side of the body, about 8cm above the bottom, which was made by twill plaiting. All vertical lines of Susudake are joined to the lid of Nemagaridake. After that, it was fixed with another thin Nemagaridake. The Handle consists of two splitted rattan lines.

煤竹 手付置花籠 [55-035]

煤竹 手付置花籠
  • 縦17cm×横17cm×高さ29cm

立方体に手を付けた様な花籠である。幅5~13mm位の煤竹を使用し、竹の中心部分の皮を削り落としたものとを交互に用いて、編み目の大きい四つ目編みで仕上げている。

煤竹 手付置花籠 煤竹 手付置花籠 煤竹 手付置花籠 底
煤竹 手付置花籠
シンビジュームとアジアンタム

Flower Basket with Handgrip

This flower basket was formed as a cube with a handgrip. The body was plaited with about 5 to 13mm Susudake. Surface-shaved Susudake and not one are plaited one after the other, with wide spaces by square plaiting.

手付置花籠 [55-034]

手付置花籠

  • 横20cm×高さ33cm 口径19.5cm

磨きの竹を使用し、煤竹 手付置花籠 [55-001]と同種の花籠である。底編みは二本取りの鉄線編み、立ち上がりからは透かし三本網代編み、胴の部分にささらで捻り編を二段入れている。首周りは透かし二本網代編みで細く締め、口造りへ広げながら編み上げている。

手付置花籠 手付置花籠 底部分

Flower Basket [55-034]

This flower basket was made of Migakinotake. This basket looks like a flower basket with handgrip[55-001]. The base was made by double Tessen plaiting and the body was made by double twist plaiting with thin bamboo lines. The throat of the body was taperd and spread to the rim stitching.

煤竹 置花籠 [55-033]

煤竹 置花籠

  • 幅14cm×高さ21cm×口径20cm

細く竹造りをした煤竹を使用し、華奢で小振りな作品である。底は2本取りで鉄線編み、立ち上がりからは網代網で、途中に細い竹籤を何段か入れながら編み進めた籠である。口造りと飾り手は根曲がり竹である。

煤竹 置花籠 側面 煤竹 置花籠 底

煤竹 置花籠
花/日向水木、都忘れ

Susudake Flower Basket

This small flower basket was made of thin Susudake. The base was made by Tessen plaiting and the body was made by twill plaiting. It has many thin bamboo lines. The rim stitching and the handgrip were made of Nemagaridake.

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