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空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

煤竹 蝉籠 [61-008]

煤竹 蝉籠
  • 縦16.2cm×横7cm×口径5cm

煤竹を半分に割り、底になる部分を薄く削ってから半分に折り曲げ、根曲がり竹で巻き結んでいる。正面から後方へは金箔を施している。煤竹の濃淡を雲に見立てると昇竜のイメージを彷彿とさせる。煤竹 蝉籠 [61-005]と同種同型の少し小振りな作品。

煤竹 蝉籠 煤竹 蝉籠

煤竹 一重切花入 [61-007]

煤竹 一重切花入

  • 口径4cm×長さ35cm
  • 銘「福禄寿」

煤竹特有の色による濃淡が表面に現れているやや小振りの作品である。

福禄寿とは七福神の一、短身、長頭で、髭が多く、経巻を結びつけた杖を携え、多くは鶴を従えているらしい。竹の曲がり具合や色の感じから、その雰囲気が伝わってくる。

煤竹 一重切花入
椿(白)

煤竹 一重切花入 [61-006]

煤竹 一重切花入

  • 長さ30.3cm(一尺) 径5cm 4.3cm

煤竹特有の色による濃淡が表面に現れているやや小振りの作品である。棚に置いてもよいが、安定性を考慮すると掛け花入れとして使用した方が良いようである。

煤竹 一重切花入 煤竹 一重切花入
左:初雁/右:胡蝶侘助

煤竹 蝉籠 [61-005]

煤竹 蝉籠

  • 縦17cm×横8.7cm×口径6cm

煤竹を半分に割り、底になる部分を薄く削る。半分に折り曲げ、根曲竹で巻き結んだ作品である。表面には煤竹特有の縄目模様があり、景色となっている。床の間に飾ると、あたかも蝉がとまっているかの如くである。

煤竹 蝉籠 煤竹 蝉籠

煤竹 蝉籠
木槿

Flower basket like an alcove

  • H.17cm×W.8.7cm×Caliber 6cm

This flower basket was made of Nemagaritake. A Susudake bamboo was splitted from end to end, shaped the bottom by whittling and bended. The basket has unique pattern of Susudake on the surface. It seems that the basket is a real cicada on an alcove.

竹根掛花入 [61-004]

竹根掛花入

  • 横12cm×高さ18cm 口径10cm
  • 銘「菊花寿」

竹の根の部分を使用し全体に透き漆、内側は黒漆が施されている。

竹根掛花入 竹根掛花入 箱書

竹太鼓胴花入 [61-003]

竹太鼓胴花入 正面

  • 本体:横17cm×縦14×奥行9.5cm/全体の高さ38cm

太鼓の胴のように中央部の張った形のものを太鼓胴という。前後の表面と内側には黒漆が施され、釣り手は籐の蔓で付けられている作品である。掛花入れと言うよりも釣花入れとした方が良いようである。

竹太鼓胴花入 斜め 竹太鼓胴花入 側面

竹太鼓胴花入 クレマチス
鉄線

一重切花入 [61-002]

一重切花入

  • 横6.5cm×長さ37cm 口径4.5cm
  • 銘「寿老人」

亀甲竹を使用。仙人の雰囲気を漂わせた作品である。

一重切花入

尺八掛花入 [61-001]

尺八花入

  • 長さ53.5cm 口径4.5cm 底の径7.5cm

細い真竹をよく乾燥させ使用し、管長は一尺八寸(約54.5cm)である。本来の尺八と同様に指孔は前面四孔、背面一孔、彫刻により付けられ赤漆が施されている。

尺八掛花入

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