現在のページの位置: 空齋竹工芸 > 作品

空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

根曲竹 釜敷 [52-001]

根曲竹 釜敷

  • 直径17cm

根曲竹を使用、やたら編で構成され所々に石畳を入れた作品である。炭手前で釜を載せた時の滑りが良く、使い勝手が大変良い。やたら編は六つ目編みを基本に、縦横無尽に竹を挿しながら編目をつぶしいく編み方で、やたらめったら挿し進む事による。

根曲竹 釜敷 裏面

網代編 双鶴図菓子器 [40-001]

網代編 双鶴図菓子器

  • 縦20cm×横22cm×高さ7cm

全体は網代編みで、両脇に切り込みを入れ段差を付け、変化を出した作品である。内側は黒漆が施され、磯に舞う二羽の鶴が象嵌により描かれている。

網代編 双鶴図菓子器 網代編 双鶴図菓子器 網代編 双鶴図菓子器

煤竹 鉈籠 [60-002]

煤竹 鉈籠

  • 横17cm×長さ22cm
  • 銘「杣小屋」

竹幅1cm前後の煤竹を濃淡を組み合わせながらざっくりと編み上げ、素朴さが感じられる。耳、口造りは根曲竹で仕上げている作品である。

煤竹 鉈籠 箱書

円窓切花入 [66-002]

円窓切花入

  • 横8.5cm×長さ30cm

竹其の物の曲がりを生かした作品である。円窓切とは竹花入の切り方の一種で窓を丸く切ったものである。

円窓切花入 後 円窓切花入 側面

ミヤコワスレ、シロバナシラン
都忘れ、白花紫蘭

円窓切花入 ホトトギス、ツワブキ、シマアシ
杜鵑草、石蕗、縞葦

煤竹櫛目編 花籠 [65-001]

煤竹櫛目編 花籠

  • 幅19cm×高さ22.5cm

煤竹櫛目編手付置花籠 [55-010] の作品と同型。

予め底の立ち上がり部分を曲げて形を整えた物を、縦横に重ねて四方を籐皮で細かく結び、底部分を作っている。側面には煤竹特有の縄目による色の濃淡、節の配列などによる景色が伺える。胴の四隅に幅のある竹を入れ、中心に膨らみを持たせ籐皮で結び留めている。口造りは予め四角く曲げた竹を宛い、其の周りに籐皮で飾り結びを施している。

煤竹櫛目編 花籠 煤竹櫛目編 花籠 底部分

尺八掛花入 [61-001]

尺八花入

  • 長さ53.5cm 口径4.5cm 底の径7.5cm

細い真竹をよく乾燥させ使用し、管長は一尺八寸(約54.5cm)である。本来の尺八と同様に指孔は前面四孔、背面一孔、彫刻により付けられ赤漆が施されている。

尺八掛花入

竹置花入 [56-001]

竹置花入

  • 横14.5cm×高さ43cm×口径5.5cm

真竹をよく乾燥させ使用、竹の節から伸びた枝をカーブさせ中央部分に籐皮で固定し、下方部分まで引き寄せ留めている。表面を透き漆で春慶塗に仕上げた作品である。

一重切花入 [66-001]

一重切花入

  • 横9cm×奥行き7cm×高さ36.5cm
  • 銘「寒山拾得」

全面に切り込みがあり二本の竹を並べたような形である。表面には斑紋があり、その所々に小さな金箔が漆で施されている。全体を透き漆で仕上げ、竹本来の良さを引き出している作品である。

一重切花入

Feed

メタ情報