- 直径5cm×高さ5.5cm
煤竹の根本、もしくはその近辺を用いており、かなり肉厚の竹で制作した作品である。竹を切った時の鉈の痕などが景色となり面白みが感じられる。また煤竹の色も濃くどっしりとしたイメージがあり、とても使い勝手がよい。
空齋竹工芸
蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。
2008 年 6 月 1 日
2008 年 5 月 28 日
2008 年 5 月 24 日
2008 年 5 月 16 日
2008 年 5 月 8 日
2008 年 5 月 3 日
2008 年 2 月 5 日
根曲がり竹の煤竹を使用した珍しい作品である。長い竹をそのまま、底の中心から渦巻き状に巻き、途中で竹を継ぎ足しながら、4本の竹で全体の形を作成している。竹と竹との繋ぎにあたっては、竹づくりをして細く薄くした根曲がり竹を、巻きながら留めている。フラワーアレンジメントの盛り花を入れても面白いかもしれない。
This basket was made of sooted Nemagaridake. It has spiral plaiting base and formed of four native long bamboo with joinning them. Joints was attached by reeling splitted Nemagaridake. How about using this basket for the flower arrangement?
2008 年 1 月 20 日
煤竹の特徴である濃淡の美しさを取り入れた作品である。内側には黒漆が何層にも施されている。底は二本取りの鉄線編みで、立ち上がりから胴部分は網代編みである。口造りは、幅10mm程の煤竹を輪にして内側と外側にあてがい、さらに皮籐で細かく巻いている。手の部分には細い煤竹を3本使用し、2本を底へ、1本を側面へ差し込んでいる。そして持ち手となる場所で3本をまとめ、その上から皮籐で細かく巻き、強度と装飾の役目を果たしている。
This basket for sweets brings out the best beauty of light and shade of Susudake. A lot of layers of lacquer were applied inside the basket. It has double Tessen plaiting base and twill plaiting body. At the rim, it was touched about 10mm(0.39″) Susudake and stitched finely with split rattan lines. Three lines of Susudake make a handgrip. Two lines of them are joined to body and one of them are joined to base. In order to play an important role in strength and display as an ornament, the handgrip was stitched finely with split rattan lines.