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空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

置花入 [55-008]

置花入

  • 横37cm×高さ20cm×奥行き10cm

幅のある磨きの竹を使用し、予め角を曲げ形作った竹を組み合わせた作品である。モダンな雰囲気が感じられそのままオブジェとしても良い。

置花入 置花入 底部分 置花入 底部分

煤竹 宗全籠 [55-007]

煤竹 宗全籠

  • 横28cm×高さ37cm×奥行25.5cm
  • 銘「雅静」

久田宗全好みを煤竹により写した作品である。底が長四角で、口造りは丸く、手は二本の煤竹を付け、籐の蔓で結びながら巻くように留めている。

野草のもり沢山をたっぷりと生け、野の花の重なり合う風情を楽しむのに適している籠である。

煤竹 宗全籠 煤竹 宗全籠 箱書

籠目編 手付置花籠 [55-005]

籠目編 手付置花籠 正面

  • 幅17.5cm×高さ33.5

磨きの竹を使用。籠目編みで構成され全体は六角形である。煤竹で飾り手を付け、皮籐で細かい飾りが施されている。

籠目編 手付置花籠 横 籠目編 手付置花籠 底 籠目編 手付置花籠 飾り手

籠目編 手付置花籠
蛍袋、額紫陽花、三白草

竹根掛花入 [61-004]

竹根掛花入

  • 横12cm×高さ18cm 口径10cm
  • 銘「菊花寿」

竹の根の部分を使用し全体に透き漆、内側は黒漆が施されている。

竹根掛花入 竹根掛花入 箱書

瓢掛花入 [91-001]

瓢掛花入

  • 横12cm×高さ26cm

楽しみで作った作品の一つである。瓢箪の種を取り出し良く乾燥させ、内側には黒漆を、表面には透き漆を施した作品である。使い込む程に色艶が良くなる様である。

竹太鼓胴花入 [61-003]

竹太鼓胴花入 正面

  • 本体:横17cm×縦14×奥行9.5cm/全体の高さ38cm

太鼓の胴のように中央部の張った形のものを太鼓胴という。前後の表面と内側には黒漆が施され、釣り手は籐の蔓で付けられている作品である。掛花入れと言うよりも釣花入れとした方が良いようである。

竹太鼓胴花入 斜め 竹太鼓胴花入 側面

竹太鼓胴花入 クレマチス
鉄線

煤竹 耳付置花籠 [55-004]

煤竹 耳付置花籠

  • 幅16cm×奥行14cm×高さ23.5cm

二本取りの鉄線編の底編みから立ち上がる部分で、左に流れた籤(ひご)を縦に、右側に流れた籤(ひご)を右側に流し編み上げていく片締め編みである。繊細な波のような流れを醸し出している。胴の部分にささらで捻り編を三段入れ、縦の竹を二本絡ませながら、首周りあたりから菱四つ目編で、口造りへ編み上げた作品である。首周りにも、ささらで捻り編を三段入れアクセントとしている。耳は細い煤竹をカーブさせ形を作り、その上から皮籐に依る細かい飾りが施されている。

ペルシャの焼き物を連想させ、実にモダンな雰囲気である。床の間は勿論の事、居間や玄関の棚などに飾っても良い。

煤竹 耳付置花籠 側面 煤竹 耳付置花籠 口造り

ガーベラ、カーネーション、カスミソウ
ガーベラ、カーネーション、カスミソウ

一重切花入 [61-002]

一重切花入

  • 横6.5cm×長さ37cm 口径4.5cm
  • 銘「寿老人」

亀甲竹を使用。仙人の雰囲気を漂わせた作品である。

一重切花入

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