- 横37cm×高さ20cm×奥行き10cm
幅のある磨きの竹を使用し、予め角を曲げ形作った竹を組み合わせた作品である。モダンな雰囲気が感じられそのままオブジェとしても良い。
空齋竹工芸
蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。
2006 年 12 月 17 日
2006 年 12 月 14 日
2006 年 12 月 13 日
二本取りの鉄線編の底編みから立ち上がる部分で、左に流れた籤(ひご)を縦に、右側に流れた籤(ひご)を右側に流し編み上げていく片締め編みである。繊細な波のような流れを醸し出している。胴の部分にささらで捻り編を三段入れ、縦の竹を二本絡ませながら、首周りあたりから菱四つ目編で、口造りへ編み上げた作品である。首周りにも、ささらで捻り編を三段入れアクセントとしている。耳は細い煤竹をカーブさせ形を作り、その上から皮籐に依る細かい飾りが施されている。
ペルシャの焼き物を連想させ、実にモダンな雰囲気である。床の間は勿論の事、居間や玄関の棚などに飾っても良い。