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空齋竹工芸

蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。

煤竹 掛花籠 [60-003]

煤竹 掛花籠

  • 横17cm×高さ14.5cm×奥行き15cm
  • 銘「清真」

底部分は二本取りに依る透かし網代編み、立ち上がり部分と中央部分には竹籤に依る網を入れ、全体はござ目網みである。耳は籐皮で付けられ、口造りは共の竹で細かく巻き、仕上げた作品である。

煤竹 掛花籠 煤竹 掛花籠 箱書
煤竹 掛花籠
周防・都忘れ・ホウチャクソウ

煤竹 鉈籠 [60-002]

煤竹 鉈籠

  • 横17cm×長さ22cm
  • 銘「杣小屋」

竹幅1cm前後の煤竹を濃淡を組み合わせながらざっくりと編み上げ、素朴さが感じられる。耳、口造りは根曲竹で仕上げている作品である。

煤竹 鉈籠 箱書

円窓切花入 [66-002]

円窓切花入

  • 横8.5cm×長さ30cm

竹其の物の曲がりを生かした作品である。円窓切とは竹花入の切り方の一種で窓を丸く切ったものである。

円窓切花入 後 円窓切花入 側面

ミヤコワスレ、シロバナシラン
都忘れ、白花紫蘭

円窓切花入 ホトトギス、ツワブキ、シマアシ
杜鵑草、石蕗、縞葦

煤竹櫛目編 花籠 [65-001]

煤竹櫛目編 花籠

  • 幅19cm×高さ22.5cm

煤竹櫛目編手付置花籠 [55-010] の作品と同型。

予め底の立ち上がり部分を曲げて形を整えた物を、縦横に重ねて四方を籐皮で細かく結び、底部分を作っている。側面には煤竹特有の縄目による色の濃淡、節の配列などによる景色が伺える。胴の四隅に幅のある竹を入れ、中心に膨らみを持たせ籐皮で結び留めている。口造りは予め四角く曲げた竹を宛い、其の周りに籐皮で飾り結びを施している。

煤竹櫛目編 花籠 煤竹櫛目編 花籠 底部分

尺八掛花入 [61-001]

尺八花入

  • 長さ53.5cm 口径4.5cm 底の径7.5cm

細い真竹をよく乾燥させ使用し、管長は一尺八寸(約54.5cm)である。本来の尺八と同様に指孔は前面四孔、背面一孔、彫刻により付けられ赤漆が施されている。

尺八掛花入

竹置花入 [56-001]

竹置花入

  • 横14.5cm×高さ43cm×口径5.5cm

真竹をよく乾燥させ使用、竹の節から伸びた枝をカーブさせ中央部分に籐皮で固定し、下方部分まで引き寄せ留めている。表面を透き漆で春慶塗に仕上げた作品である。

一重切花入 [66-001]

一重切花入

  • 横9cm×奥行き7cm×高さ36.5cm
  • 銘「寒山拾得」

全面に切り込みがあり二本の竹を並べたような形である。表面には斑紋があり、その所々に小さな金箔が漆で施されている。全体を透き漆で仕上げ、竹本来の良さを引き出している作品である。

一重切花入

唐物写花籠 [55-002]

唐物写花籠

  • 横17.5cm×高さ41cm
  • 銘「撥釣瓶(はねつるべ)」

底は四つ目編み、立ち上がりからござ目編み、横に編み込んでいく竹の太さや目の飛ばし方などに依り変化を付けた編み方である。四方の角には幅のある竹が添えられ、皮籐による飾り結びが唐物独特の雰囲気を醸し出している。手は底から渡された一本の竹で取り付けられている。

唐物写花籠 斜め 唐物写花籠 底 唐物写花籠 側面 唐物写花籠 箱書 銘 「撥釣瓶」

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