空齋竹工芸
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蛤谷空齋がこれまでに制作した、竹工芸作品の紹介です。
2006 年 7 月 23 日
煤竹の根本に近い部分を使用している。内側には黒漆塗が施され、外側には彫刻による武蔵野の木立が表現されている。彫りには力強さが感じられるが、所々に銀粉を施した事により、柔らかさをも醸し出している作品である。
全体は玉手箱のイメージであり、四隅に籐による飾りが施され1981年の作品と同様である。この作品には煤竹の濃淡を組み合わせた編み方による煤竹特有の味わいが伺われる。紐は「唐組平源氏」を使用。
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