- 径21cm×高さ14cm
磨きの竹を使用した網代編みの食籠である。蓋は開き網代編み、底は枡網代編みで形成されている。編み上げた本体と蓋には、煤篠竹の縁が外側・内側から挟むように取り付けられ、印籠蓋となっている。籐を細かく巻き、飾りとしながら一定の間隔で留めている。底には煤竹の高台が付けられている。本体の内側は黒漆、蓋の内側は黒漆の上に朱漆を重ね、共に何層もの漆が施されている。蓋は研ぎ出しにより中の朱漆が表面に現れ柄となっている。
Kusai's Bamboo Art
Location : 空齋竹工芸 > Kusai's Bamboo Art > works > 35 Kogo > 網代編 食籠 [40-002]
February 1, 2007
磨きの竹を使用した網代編みの食籠である。蓋は開き網代編み、底は枡網代編みで形成されている。編み上げた本体と蓋には、煤篠竹の縁が外側・内側から挟むように取り付けられ、印籠蓋となっている。籐を細かく巻き、飾りとしながら一定の間隔で留めている。底には煤竹の高台が付けられている。本体の内側は黒漆、蓋の内側は黒漆の上に朱漆を重ね、共に何層もの漆が施されている。蓋は研ぎ出しにより中の朱漆が表面に現れ柄となっている。