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Kusai's Bamboo Art

The official website of HAMAYA kusai. He made many Japanese Bamboo Art.

網代 六角抹茶椀 [20-004]

網代 六角抹茶椀

  • 銘「飛鳥」

煤竹を使用し、網代編みで制作された抹茶椀である。全体が六面で形成され、角に当たる部分には幅10mm程の煤竹が添えられている。内側には、錆朱がかった漆が何層にも施されている。奈良・法隆寺にある夢殿が八角であり、そのイメージから銘が付けられた。

網代 六角抹茶椀 側面 網代 六角抹茶椀 高台部分 箱書

Ajiro Rokkaku Chawan [20-004]

The inscription is “Aska”.
This Chawan was made of Susudake and used twill plaiting. It has hexagonal shape and it was attached depth 10mm(0.39″) of Susudake to each corner. A lot of layers of lacquer with rust were applied inside the Chawan. It was named “Aska” from Yumedono, which had octagon shape, located at Horyu-ji. Horyu-ji is a Buddhist temple in Ikaruga, Nara Prefecture, Japan. This area is also called “Aska”.

DimensionH.- x W.- x D.-

煤竹櫛目編 花籠 [55-018]

煤竹櫛目編 花籠

  • 縦13.5cm×横13.5cm×高さ24cm

煤竹を使用している。煤竹の縄目による色の濃淡や節を規則的に並べる事でアクセントとし、モダンな雰囲気が感じられる。予め底の形に折り曲げた竹を並べて皮籐で留め、2組を重ね合わせて底を作る。口造りについては、縦に並んだ竹を内と外から根曲竹で挟み、その上から細く割った根曲竹で巻いている。

煤竹櫛目編 花籠 口造り 煤竹櫛目編 花籠 下部分 煤竹櫛目編 花籠

煤竹櫛目編 花籠
紫蘭、升麻、縞葦

網代提籃 [00-003]

網代提籃

提籃(ていらん)は野外での喫茶や野点などに用いる煎茶道具であるが、手前飾りの茶具としても使用する。江戸時代において医者が往診の際に持ち歩いていた薬籠(やくろう)の見立てで、一重(単式)から五段式のものまで有るようである。

煤竹を使用し全体は網代編みで二段式の提籃である。蓋や底の部分、四隅などに竹をあてがい籐皮により細かく巻き、飾りを付けながら留めている。内側は黒漆が施され、繊細かつ重厚な作品である。

  • 1979年ミタケ画廊出展作品

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